5月30日(金)、郡山ビューホテルアネックス13階コション・ドールにて、第64回「久米賞・百合子賞」の審査員顔合わせ会を開催しました。
冒頭、佐久間実行委員長からの挨拶があり、この賞を引き継いでいくために、2016年以来となる現役メンバーの久米正雄先生と宮本百合子先生のお墓への墓参が行われる旨と、若者のみずみずしい感性を感じそれに答える事業運営に努めたいと話しました。その後、佐久間理事長より8名の審査員に対して委任状が手渡され、溝井勇先生が審査員長に選出されました。溝井先生からは「64回という長きにわたって続いているということは、意義がありますし、少年少女の文学的素養を育てる価値ある事業だと思っております。先日芥川賞を受賞した鈴木結生先生のように郡山の地を愛し、郡山に育てられた方も近年輩出しているので、この事業を末永く続けていきたいです。」とお話しされました。その後、募集要項および審査方法についての協議が行われ、多くの子供たちの才能を引き出すための取り組みについて意見が交わされました。懇親会では、各審査員の自己紹介が行われるなど、メンバーとの交流が図られました。今後の「久米賞・百合子賞」の募集や審査に向けて、審査員の皆様と有意義な時間を過ごすことができました。審査員の先生方、お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。