郡山の歴史 ー安積開拓ー

安積開拓

江戸時代、郡山は宿場町として栄え、幕末には人口5,000人を擁する奥州街道有数の宿場町でした。

明治維新の時代となり、新しい日本の象徴として行われた国家事業で東北開発の先駆けとして選ばれたのが、ここ郡山の「安積野(あさかの)の地」です。

周辺には、肥料や飼料、薪等をとるための原野があり、それを開墾するため猪苗代湖から水を引きました。 もともと、水利が悪かったこの地に、山を越えて、猪苗代湖から水を引いた、安積疏水(あさかそすい)の開さく事業が行われました。

実に、延べ85万人の人々が携わり、3年の月日を費やした大事業。 この安積疏水の開さくの決定を機に、5,000人の町の周辺に、約2,000人余の士族が全国から集い、国の威信をかけた大事業「国営安積開拓(あさかかいたく)」が動き始めました。

これは、明治政府による国営事業の第1号。 安積疏水により、水利が拓き、安積開拓により豊かな大地へと変貌しました。

そして、現在、東北地方をリードする都市までに成長した人口約34万人の中核市「郡山市」の礎、それが「安積開拓」。

安積開拓に懸けた先人たちの夢が広がっています。

現在も脈々と市民に受け継がれる開拓者精神(フロンティアスピリッツ)がこのまちの原動力です。

都市と自然

豊かな潤いに満ち、美しい緑に囲まれ、郡山駅周辺には大規模なコンベンション施設や観光スポットがあります。

郡山駅から電車で約15分で行ける「磐梯熱海温泉」もあり、他にも街中で数多くの天然温泉が楽しめます。

また、夏はひまわり、秋はコスモスが咲き誇る「布引風の高原」、動物たちとふれあいや広大な敷地でマウンテンバイク、ターゲットバードゴルフが楽しめる「郡山石筵(いしむしろ)ふれあい牧場」など、自然を身近に感じられる都市です。

アクセス

郡山アクセス

郡山市は福島県の中心に位置する、人々の行き交う街です。

■交通アクセス

【新幹線利用の場合】新青森から2時間12分/仙台から35分/東京から77分

【高速バス利用の場合】仙台から約2時間/新宿から約4時間

【高速道路利用の場合】(東北自動車道)青森から約5時間/仙台から約1時間20分/東京から約2時間50分

         

            

※画像:郡山市役所より引用