受賞作品
こちらのページでは、過去に久米賞・百合子賞にて正賞を受賞した方々の作品を掲載しております。
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第61回 百合子賞 正賞
その先の光へ【小説】
劇的な、ドラマや映画のようなことがなくとも、日々の自分のすぐそ
ばにあることに気付きさえすれば、自分を、日常を変えることができる
と伝えたいと思い、この作品を書いた。
また、人と人、特に身近な人との繋がりが希薄になってしまう今、事
情を知らずに事実やイメージだけで誰かを決めつけてしまうことの悲し
さも伝えられるよう組み込んだ。
読む人によっては、「たったそれだけの普通のことだろう。」と思うか
もしれない。だが、読んだ誰かが、自分の日常の「たったそれだけの普
通のこと」に目を向けてくれることを願っている。
第61回 百合子賞 正賞
空のうた【詩】
ロシアのウクライナ侵略やミャンマーでのクーデターなど戦争の
ニュースが連日のように報道されています。中学生最後の夏、私は「平
和とは何か」と考えを深めたいと思いました。平和と私達をつないでい
る空への想いを基に「空のうた」という5編からなる詩集を作りました。
第61回 百合子賞 佳作
夢を叶えたい君へ【小説】
Reason to live【小説】
空のうた【詩】
私の詩【詩】
求め続けて【詩】
第61回 久米賞 佳作
寒暖差とある僕の夏【小説】
二〇二二年の僕【詩】
全てを忘れない【詩】
第60回 百合子賞 正賞
霖雨のち天使の梯子【小説】
個性や自分らしさを表に出すことは、いけないのでしょうか。
今、多様性の社会と言われていますが、男女の差はあることに変わり
ありません。男子だから、女子だからという決まり文句に、私は疑問を
感じていました。
主人公・河西聡汰は両親のせいで鳥籠の小鳥になっていました。ある
雨の日、彼は両親への不満が爆発し、家を飛び出してしまいます。そこで、
「普通ではない」クラスメイト・斎賀悠也と出くわしてしまい…。聡汰
は彼を「普通ではない」と決めつけ、彼を傷付けてしまいます。
「わかり合う」をテーマに、自分らしく書きました。皆さんの心に少
しでも残ってくれれば幸いです。
第60回 百合子賞 佳作
戀【小説】
陽だまり【小説】
自分色【小説】
幸せの見つけ方【小説】
第60回 久米賞 佳作
名のない縁【詩】
星【詩】
希望【詩】
第59回 百合子賞 正賞
本当の友達【小説】
私は、今までの人生の中で、人間関係について難しいなと思ったことを小説にしてみました。純粋に人に「優しく」していたのに、周りからは「しもべ」と思われるようになってしまった花菜。友達だと思っていた花菜に友達だと思ってもらえてなかったことに傷つくゆり。周囲の人の「優しさ」に甘え、周りの人にきつくあたる加賀さんと、それに便乗する東海林さんと佐田さん…。私は、このお話の一部に、自分の体験を組み込みました。「人を平等に見る」、「人の善意に感謝する」、「友達がいる」、「我慢する」…。あたり前だと思っているものほど、誰もがあたり前に行うのは難しいことを、私は毎日の生活の中で身にしみて痛感しました。一方で、ではなぜ「あたり前のこと」は難しいのか疑問に思っ
ていました。普通にみんなが行うことが「あたり前」ではないのか。しかし、このお話を作成するにあたって、それぞれの登場人物になりきって色々考えていたら、私なりに、何となく分かった気がしました。だから、ぜひ、このお話の様々な登場人物になりきって、「あたり前」について考えてみて下さい。そして、今度、身の周りにあるあたり前だと思っていたことについて、一人一人が自分なりに考え直すことができるきっかけとなれば幸いです。
第59回 百合子賞 佳作
太陽の歩く場所【小説】
日出づる処の空【詩】
思い出【詩】
第59回 久米賞 佳作
真昼の音色【小説】
猫じゃない【詩】
私と陸上のスパイクと思い出【詩】
わた毛【詩】
第58回 百合子賞 正賞
Personality
心を閉ざした主人公と少し変わった少女の話。
障害やLGBT を病気などと考えず、「Personality」「個性」と考える。そのことをテーマに物語を書きました。
自分の実体験も混ぜています。少しでも、障害やLGBT の人たちのことを知ってもらえればうれしいです
第57回 百合子賞 正賞
白い魔女と月の色
受験を控えた主人公は、自分の本当の気持ちが分からなくなったことに悩みながらも、母の望むとおりの「いい子」でいようともがいていた。しかし、夏休みに出会った少女との交流を通して本当の気持ち、自分だけの色を見つけていく。
声
「もしも他人の心の声が聞こえたら。」ということをテーマに、第一章、第二章、それぞれ二人の視点から書きました。 現実にありえないことが起こったら、どうなってしまうのかというテーマを小説としてあらわすことによって、今の自分たちと向き合い、考えることができればな、と思います。
第56回 久米賞 正賞
月と呪文
自分をずっと見てくれた存在として「月」を設定した。自分を変えてくれた言葉を呪文のようにくり返した三年間の心の軌跡を詩に書いた。
新月―マニュアルを求めて …… 一年生のときの悩んでいたときの詩
夢の途中― ……………………… 友達と夢について
ベースボール・メモリー ……… 部活での自分について
月と呪文 ………………………… 自分の内の大切な言葉について
Moon Night ………… 月と姉について