楽都郡山の未来を考える講演会

5月11日(土)に郡山市中央図書館3階視聴覚ホールにて「楽都郡山の未来を考える講演会」が開催されました。

主催者挨拶

主催者挨拶では織田理事長から、郡山市は「音楽都市宣言」を行ってから15年以上が経過し、「楽都郡山」としての認知度は高まっているものの、市民一人ひとりに完全に浸透しているとは言い難い状況にあるため、音楽を通したまちづくりについてこの機会を通して皆様に考えていただきたいと、本講演会の趣旨を説明されました。

来賓挨拶

来賓挨拶では品川萬里市長から、郡山市における「音楽の日」制定の経緯についてご説明があり、憲法における「表現の自由」や「楽市楽座」という用語を引用されながら、民間の団体の熱意や行動力に敬意を表するとともに、活動に対して激励のお言葉をいただきました。

趣旨説明・VTR放映

本講演会の趣旨説明をまちづくり委員長の髙𣘺 祐樹 君が行い、続いてお二人の講師にVTR出演いただきました。

お一人目として、音楽都市宣言時の市長である原 正夫 様に、郡山市の音楽の歴史と「郡山市音楽都市宣言」に至った経緯と想いを語っていただきました。

お二人目として、株式会社郡山コミュニティ放送 代表取締役会長 鈴木 則雄 様に、「ワンステップフェスティバル」開催によって郡山市の音楽文化、自身はどう変わったかを語っていただきました。

講演会(第一部)

講演会(第一部)では、大槻俊介様、辻本美博様、PAKshin様の3名の講師から、主催されている音楽イベント、音楽活動についてご講演をいただき、まちづくりにつながる音楽イベントを主催している想いや、市民の主体性や他の地域との連携を促しつつ、市民や様々な団体を巻き込んでいくことが重要であるという考えなど、様々な視点から活動に対する想いを伺うことができました。

パネルディスカッション

続くパネルディスカッションでは、髙𣘺まちづくり委員長をファシリテーターに加え、
①「楽都郡山」への印象、「楽都郡山」はどうあるべきか
② 行きたくなる、参加したくなる音楽イベントとは
③「楽都郡山」の今後の可能性
上記の3つのテーマに対して4人による白熱した議論が展開されました。

講演会(第二部)

講演会(第二部)では辻本様のクラリネットとPAKshin様のピアノによる演奏会が開催されました。
今までの講演やパネルディスカッションの空気を一変させる、素晴らしい演奏とパフォーマンスをいただきました。

2人の協演に会場が魅了され、感動とともに講演会が閉会となりました。

お忙しいところ大槻様、辻本様、PAKshin様お越しいただきましてありがとうございました!