わくわくチャレンジキャンプ~安積疏水ってなぁに~

6/29(土)、30(日)の2日間で「わくわくチャレンジキャンプ~安積疏水ってなぁに~」が開催されました。
この事業は郡山市内の小学4年生~6年生を対象に、郡山の魅力を知り愛郷心を抱くきっかけを創る目的で実施されました。

1日目:6月29日(土)

【安積疎水を辿る旅のスタート!】

安積疏水土地改良区事務所に集合し、学生ボランティアの紹介や事業の流れを説明し、出発式を行いました。
始めは緊張していた子どもたちもファンクションが進むにつれて緊張が和らぎ、班同士の会話も増えていきました。
最後に思い出シートが配られ、安積疏水を辿る旅がスタートしました!

【安積疎水の恵みを収穫してみよう!】

収穫体験場所の鈴木農場では、鈴木光一様より挨拶をいただき、職員の方より野菜や収穫についてご説明いただきました。その後、畑ごとに分かれて収穫の仕方を教わり、レタスやじゃがいも、にんじんの収穫体験を行いました。子どもたちは大きな野菜を手に誇らしげに自分の取った野菜を掲げていました。

【疏水の神様にお参りしよう!】

その後ほっとあたみにて昼食を取り、安積疏水の守護神とされる安積疏水神社や、安積疏水を利用した水力発電所である丸守発電所にて、水と緑の案内人と東京電力社員の方から、安積疏水に関する貴重なお話を聞くことができました。

【安積疏水のはじまりを見つけよう!】

その後、安積疏水工事で一番初めに工事が始まった十六橋水門を見学し、子どもたちに安積疏水に関する知識を深めてもらいました。

キャンプ地である郡山市少年湖畔の村では、子どもたちがテントの設営、火起こし、カレーづくりの班に分かれ、初めての作業で四苦八苦しながらも、それぞれ自分の役割に対して責任をもって取り組んでいました。

夕食後にはキャンプファイヤーが行われ、レクリエーションを行いながら友情を深めていました。

2日目:6月30日(日)

朝寝坊する子は一人もいなく、皆で一緒にラジオ体操を行いました。ロールパンサンドを一人ひとりに作ってもらい、楽しみながら朝食をとりました。その後、テントの片づけや使用した場所の掃除を皆で行いました。

【安積疏水の水はどこからくる?】

研修室にて鬼多見先生による「きれいなお水を守るための勉強会」が開催され、猪苗代湖の形成や概要の講義、水質調査の実験を行いました。性質により色が変わるPH試験では子どもたちが率先して先生に質問するなど、意欲的に取り組んでいました。その後、実際に猪苗代湖に行きごみひろいを行い、猪苗代湖や身の回りの水環境を守る重要性を先生から教えていただきました。

昼食を皆でとった後は、2日間の思い出をふりかえる思い出シートを作成し、安積疏水のことやキャンプのこと、友達のことなど、わくわくした気持ちをそれぞれの表現で色鮮やかに描いてもらいました。

【私たちが明日からできることは?】

今回のキャンプ事業を通して子どもたちは安積疏水を知り、ふるさとの魅力を知ることで、愛郷心を育むきっかけが芽生えたと思います。「楽しかった!」、「帰りたくない!」などの声が多く聞こえ、皆本当に楽しんでいたことが伺えました。

今回のキャンプに携わっていただきました多くの方に感謝申し上げます。
また、青少年育成委員会と学生ボランティアスタッフの皆様本当にお疲れさまでした。